2009年6月

チャレンジ企画第3弾
激富2009

Beautiful MANIA

〜ウツクシキヘンタイ〜

 
2009年4月17日(金)〜19日(日)
<全5回公演>
~大阪・シアトリカル應典院~



【 STORY 】

時は西暦2100年 、日本 。人の設計図である【ヒトゲノム】の完全解明により世界の遺伝子学は目覚ましい発展を遂げていた。ここ「HG解析研究所」では、国家機密事業として死者蘇生術の研究が勧められている…それは、死者の脳神経にコンピューター制御のチップを埋んで蘇らせる人型アンドロイド…つまり【ヒューマノイド】の製造である。そしてついに試作ヒューマノイドが四体…一体が 赤城ミカ教授 、そして三体が 青樹サキ准教授 の手により完成する。ただ、何故か赤城のヒューマノイドは、その造り、記憶、体力共に青樹の三体を圧倒していた。疑惑を抱いた青樹独自の調査で、DNAに含まれる特殊な塩基配列の存在が浮かび上がる。その名も… 【SNPs(スニップ)】 。それは「ヒトゲノム」の中のわずか0.1%を締める、DNAの中でも特に人の個性を司る塩基配列。そしてそこから青樹は、赤城の過去に謎の少女の存在を知る事となる。一方、孤児院で育った 白川アスカ は、高校進学を機に自分を捨てた父と母を探す決意をする。『なぜ、父も母も私を捨てたのか??』その手がかりは、両親が残した手紙…「アスカ」の名前と共に書かれた4文字のアルファベット。それはまさに 二重螺旋 の DNA … A・T・G・C が規則正しく配列された塩基配列。成長したアスカは、自らの手で暗く閉ざされた過去の扉を徐々に開け始める。複雑にねじれ合った二重螺旋がほどけ始めて一本の糸としてつながる時、全く異なる二つの世界が重なって、アスカの眼前に悲しい物語が浮かび上がる…。


【 CAST 】

中園 彩香(舞夢プロ)
はだ 一朗・小野木 秀樹・小泉 弘喜・中 聡一朗
小牧 芽美・上田 晴海・染谷 有香(パノラマ党)
石田 喬子・星本 恵李(劇団空組)
久保田 茉莉江、小館 真帆、平松 美香
勝田 舞(以上、4人なおぐみ)
内村 哲哉・大仁 佑介・田中 由紀・篠倉 絵里・坂田 純子
黒淵 勇治・西岡 翼・福栄 健太・寺田 尚弘

【 STAFF 】

企画・製作:GEKITONG
作・演出:アイアン・ソウル  
舞台監督:フランキー仲村
照明:魚森 理恵(GEKKEN staff room)    
音響:松田 渡
音効:齋藤 大地  
振り付け:神田 直子(なおぐみ)
音楽:内村 正年・小泉 弘喜 
衣装:田中 由紀・坂田 純子・篠倉 絵里 
小道具:大仁 祐介・黒淵 勇治・西岡 翼  
写真・宣美:中 三智雄(ナカスタジオコーポレーション)
制作:中 聡一朗・福栄 健太・寺田 尚弘
制作サポート:YOSHIYA・窪田 秀夫・つるぎ だん